「うちは対象外？」対応エリアの確認方法まとめ【ネットスーパー版】

「ネットスーパーを使ってみたいけれど、うちは配達エリアに入っているのかな？」
そんな疑問を抱えている方は多いのではないでしょうか。

特に地方在住の方、高齢のご家族にサービスを勧めたい方にとって、「対応エリアかどうか」はサービス選びの第一歩になります。

この記事では、主要ネットスーパーの対応エリアの調べ方から、エリア外だった場合の対策まで、分かりやすく解説します。

まず確認すべき！「ネットスーパー＝どこでも使える」ではない

ネットスーパーはその名の通り、インターネットを使って注文し、商品を自宅まで届けてくれる便利なサービスです。しかし、

「全国どこでも配達してくれるわけではありません」

その理由は、以下の通りです。

• 冷蔵・冷凍商品を配送するための物流インフラが必要
• 配達員が直接持っていく方式（置き配不可）
• 採算や人口密度の関係で、地方・山間部は対応困難

そのため、ネットスーパーは都市部中心にサービスが広がっており、郊外や離島などは「非対応エリア」になっていることがあります。

主なネットスーパーの対応エリアと確認方法

ここでは、日本国内で利用できる代表的なネットスーパーを挙げ、それぞれのエリア確認方法をご紹介します。

1. イオンネットスーパー

• サービス対象：全国のイオングループが運営するエリアごとの店舗
• エリア確認方法：
  • 公式サイト（https://shop.aeon.com/netsuper/）にアクセス
  • 郵便番号または住所を入力して最寄り店舗を検索
  • 「○○店の配達エリアです」と表示されればOK

2. イトーヨーカドーネットスーパー

• サービス対象：全国のイトーヨーカドー店舗がある地域
• エリア確認方法：
  • 公式サイト（https://www.iy-net.jp/）にアクセス
  • 「お届け先を指定」から郵便番号を入力
  • 対応店舗が表示されるか確認

3. 楽天西友ネットスーパー

• サービス対象：東京・神奈川・千葉・埼玉など首都圏を中心に拡大中
• エリア確認方法：
  • 公式ページ（https://sm.rakuten.co.jp/）へ
  • 郵便番号を入力し「配達エリアです」と表示されれば利用可能

4. コープ（生協）宅配

• サービス対象：全国（ただし都道府県ごとに運営団体が異なる）
• エリア確認方法：
  • 全国生協連合会のエリアマップ（https://jccu.coop/）を参照
  • 自分の地域を担当する生協を検索
  • 公式サイトから郵便番号検索やお問い合わせ

5. Amazonフレッシュ

• サービス対象：東京・神奈川・千葉の一部エリア（2025年現在）
• エリア確認方法：
  • Amazonアカウントにログイン
  • 住所設定後に商品検索して表示されるかどうかで判断

※各社の対応エリアは随時拡大・変更されています。最新情報は必ず公式サイトをご確認ください。

郵便番号でチェック！簡単エリア確認のステップ

Step 1：使いたいネットスーパーを選ぶ

大手ならイオン、ヨーカドー、楽天西友、Amazonフレッシュなど。地元密着型ならコープやローカルスーパー系も。

Step 2：公式サイトにアクセス

ネットスーパー各社のトップページに「お届けエリアの確認」「郵便番号入力欄」があります。

Step 3：郵便番号を入力

自宅、または家族宅の郵便番号を入力するだけで、すぐに「対象です／対象外です」と結果が表示されます。

Step 4：対象店舗や配達可能日を確認

対象の場合は、自動的にその地域をカバーしている店舗が表示され、利用可能な配達時間帯も選べるようになります。

もし「対象外」だった場合はどうする？3つの対策

1. コープ（生協）の地域宅配を利用する

日本全国に支部を持つ生活協同組合では、ネットスーパーがカバーしていないエリアにも週1回の宅配サービスを展開しています。

高齢者や障がいのある方への見守り機能も充実しているので、代替手段として非常に有効です。

2. 地元スーパーの宅配サービスを探す

大手ではなく、地元のスーパーや商店が独自に宅配を行っているケースもあります。自治体の広報誌、地域包括支援センターの情報などを活用しましょう。

3. 家族による代理注文＋宅配便

家族が代わりにネットで注文し、ヤマトや佐川急便などのクール便で送るという方法もあります。やや手間はかかりますが、対応エリア外でも確実に届ける手段となります。

高齢者にこそ知ってほしい「配達対象」の重要性

高齢者の買い物支援や見守りの観点から、ネットスーパーのエリア対応はとても大切です。特に次のような場合には積極的に調査・導入を検討しましょう。

• 親が遠方で一人暮らしをしている
• 外出が困難になってきた
• 近所のスーパーが閉店した
• 買い物中の事故（転倒など）が不安

配達エリア内であれば、週に何回も玄関まで食材や日用品を届けてくれるだけでなく、見守り機能まで付いている場合も有ります。

配達エリアの今後：拡大の傾向あり

ネットスーパー各社は、今後も配達エリアの拡大を進めており、地方都市や郊外住宅地まで広がってきています。

特に注目すべきは以下の動きです：

• 自治体との連携による見守り付き宅配の導入
• AIによる配送ルート最適化と人手不足対策
• マイクロ倉庫の設置によるスピード配送

「うちは対象外」と思っていた地域が、突然サービス開始エリアになることもあります。公式サイトの情報は定期的にチェックしておきましょう。

まとめ：対象エリア確認は「最初にすべきこと」

ネットスーパーを使い始めるにあたって、最初に確認すべきは「配達エリアに入っているかどうか」です。

郵便番号ひとつで確認できるので、試しに調べてみるだけでも価値があります。

対応していれば、そのまま注文に進むことができますし、対象外であっても代替サービスは存在します。

家族の買い物支援、高齢者の見守り支援、日々の生活の利便性向上のためにも、「配達エリア」確認は今すぐにでも行っておくべき行動だと言えるでしょう。

※この記事の情報は2025年6月現在の情報をもとに執筆しています。詳細・最新情報は各ネットスーパーの公式サイトをご確認ください。